専業主婦に保険はいらないか?

結論からいうと、子供がいる家庭は専業主婦でも保険の検討が必要な場合があります。

夫の保険は手厚く入っている家庭でも、専業主婦が保険に入っていない家庭はめずらしくありません。
専業主婦は収入がないため、亡くなっても経済的に問題ないか?
いいえ、「収入がない」と「死亡した場合経済的に負担がない」とはイコールではありません

特に子供がいる家庭は、経済的負担が大きくなります。
たとえば、妻が亡くなって父子家庭になった場合、こどもは親元にあずけて面倒を見てもらおうと考えている人が多いでしょう。
親元と家が離れているケースでは、子供だけ親元に預け、夫は今の職場で働き続けるという選択をすれば、単身赴任と同じ状態であり、生活費がダブルになります。
また、夫も子供も親元に世話になるというケースでは、親元と家が離れていれば、夫が転勤か転職をする必要があり、夫の減収になる可能性があります。住まいの確保や引っ越し費用なども必要になるかもしれません。
今の家に住み子供をベビーシッターや保育園に預ける場合、かなりの負担がかかります。
小学生以上で自分で通学できる年齢であっても、夕食の仕度が間に合う時間に夫が帰宅しようとすると、職場内での異動を願い出る場合は、当然その分だけ収入や昇進位影響がでます。

以上より、たとえ頼れる親がいたとしても、妻の葬式代だけでなく、以後の日々の暮らしで金銭的な損失が生じる可能性が高いことは認識しておく必要があります。

ただし、今の住まいと親元が比較的近所で、同居できるだけの広さがあるという恵まれた環境であれば、金銭的な負担があまりかからないかもしれません。

妻の死亡保障や医療保障は、普段は表面化しない内助の功を具体的にイメージする良い機会です。
そのうえで、保険に加入すべきかを検討しましょう。

 

 

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