マイナス金利で保険料があがるの？

先日のワールドビジネスサテライトWBSでやっていましたが、マイナス金利の影響で、今後は保険料が上がることが予想されています。
マイナス金利の影響で、国債の利回りが一時的ではありますがマイナスになったように、保険会社が集めたお金を運用しても運用益を見込めなくことが一つの原因です。

長期金利が低下すると、集めた保険金を債券で運用することによって将来得られる収益が減少するため、保有する保険契約の価値が低下します。
長期金利が0.06％まで下がってしまったいるため、金利が高いときに引き受けた保険契約では運用によっては逆ざやが発生するリスクが高まっているのです。
このように、長期金利低下は生命保険の経営に大きなマイナス影響を及ぼします。

マイナス金利で保険会社の運用実績が悪くなるため、保険料が上がる要因が高まっているのは事実です。

そのため、保険の見直しを検討する人で急激に増えており、保険ショップは連日予約でいっぱいです。
昼過ぎにとある駅のほけんの窓口の前を通ったら、７つもある相談ブースが満席だったことに驚きました！
夫婦で相談に来ている人が多く見られました。
保険料アップによる家計の圧迫を防ごうとしている時勢に敏感な夫婦たちなのでしょう。

ただし、マイナス金利となったからと言って、すぐに保険料がアップするわけではないという見解もあります。
マイナス金利が数年続く場合は保険料アップに繋がりますが、マイナス金利がそれほど長く続くとは思えないとの声もあります。

ですが、保険は健康に加入するに越したことはないので、すぐに保険加入をする方が良いことには変わりません。

保険を見直す予定の方、まだ保険に加入していない方は、気になったらとりあえず保険ショップを予約することを推奨します。
保険の見直しを依頼しても、納得できなかったり保険料が上がる場合はきっぱり断ればいいんです。
今よりの条件が良かったり保険料が抑えられる保険が見つかった場合のみ、保険に入り直したらいいのです。
気になったら無料なので、とりあえず休日に相談にでかけてみるといいでしょう。
本当に今後保険料は上がるんですか？と聞きに行ってもいいでしょう。
得られるものは少なくないはず。

しかし、焦って見直して、保障内容を把握せずに契約することは絶対やめてください！
保険相談を2、3度と重ねて、本当に必要と考えられる保険に加入しましょう。

必要であれば、２つ以上の保険ショップにいったり、資格のあるＦＰと保険相談できるＦＰ訪問型の保険相談サービスに相談してみてもよいでしょう。

保険はトータルの支払総額を考えると、安い買い物ではありません。
時間をかけて、じっくりとご家庭にあった保険を選んでください。

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