保険の裏話
保険商品を販売しているのは、民間の保険会社です。
そのため、会社が利益を出すことが会社のお仕事です。
人を助けるためのものではありません。
保険の仕組みや商品を理解して契約する必要があります。
目次
保険ショップはバックマージンの高い商品をすすめてくるの?
保険ショップは、保険会社からマージン(手数料)をたくさんもらえる商品を勧める傾向にあります。
利益を追求することが存在価値である民間の企業として、利益が少ない商品より利益が多い商品を売るのは当然のことです。
実際、『取扱い保険会社35社』と言っている会社でも、お客様に合う商品はこちらです、と言って提案してくる商品は、マージンの高い保険会社の商品数種類を提示されるため、保険ショップに相談に行った人は、実際には35社から選んだとは言えません。
保険ショップやFPによって、バックマージンの高い保険商品な異なります。
そのため、そういう意味でも、数種類の保険ショップやFPに話を聞いてみることをおすすめしています。
保険の中身を知らずに、最適な保険を選ぶことはできません。
結局は、自分で勉強して比較検討して選ぶしかないのです。
世の中は厳しいですね。
ですが、保険ショップとしても、マージン(手数料)の高い商品ばかりを紹介し、一般的に人気のある保険を紹介しないのでは、不信感に繋がることも知っています。
そのため、人気があって内容のよい保険を紹介してくれることが多いです。
同じような内容の商品同士ではマージン(手数料)が高いものを紹介しますが、契約を交わしてこその成果なので、契約をしてもらうことが大前提です。
保険ショップやFPを信頼することも大切ですが、信頼しきってお任せの保険に加入することは避けましょう。
宝くじ並の還元率?
保険の還元率はネットライフ生命以外公表していないため、正確な数字は分かりませんが、一説には約60%と言われています。
もっと低い可能性もあります。
ギャンブルの還元率でいえば、競馬が約75%、宝くじが50%未満です。
保険は、元が取れない商品です。
医療保険など、保険料が支払われるケースが比較的多いと思われる商品の場合は、受け取れる状況になっても、支払っている保険料以下の金額しか受取しかできない場合が多いです。
生命保険は、受け取れる状況になった場合に、支払っている保険料の何倍ものお金を得ることができますが、受け取れる状況になる確率が低いです。
勧められたままの保険に加入すると、損をする可能性がとても高いです。
必要な最小限の保険に入り、万が一の状況にならずに保険金が受け取れなくてお金が戻ってこなくても、きちんと納得できる保険を選びましょう。
割り切りが大切です。
営業マンは、契約をとれば契約解除までお金が入ってくる?
掛け捨ての医療保険や収入保障保険、手数料のよい保険会社だと、契約者が保険料を払い続ける限り手数料がもらえる仕組みになっているそうです。
一般的には保険料の5%~10%程度とのことです。
実際に販売したことはないので、真相は分かりません。
ソニー生命は保険営業マンへのバックマージンが少ない?
見かけた噂なので確かではないですが、ソニー生命は、営業マンへのバックマージンが少ないようです。
バックマージンが少なくても売れている保険ですと、契約者に優しい気がして良い保険な気がしてきます。
もちろん、おおもとのソニー生命がガッツリ利益をとっているのかもしれませんが。
ソニー生命といえば、学資保険が有名です。
私も学資保険に入る場合、一番の有力候補として考えています。
また、ソニー生命に限らず、学資保険はバックマージンが少ないようで、保険ショップではあまり強く勧めてこないです。
他の返戻金の%が養老保険や、ドル建ての貯蓄性のある保険の方が保険会社からのバックマージン(手数料)が高いため、そちらを勧めてきたりします。
保険会社や保険の種類によって特徴に差があるので、それぞれに詳しくなりたいですね。
随時更新していきます。
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