地震保険とは？保険料・保障内容はどこでも一緒です。

関東大震災、熊本地震など、大きな地震が続いていますので、地震保険について新規加入・見直しを考える方も多いと思います。

私は2017年1月に地震保険に加入しました。
地震保険について、下記の内容を分かりやすくお伝えします。

・地震保険とは？
・火災保険とは違うの？
・どこの保険会社がおすすめ？安いの？
・家財は入った方がいい？
・水災ありなしはどちらがいい？
・地震保険料控除とは？
・我が家の地震保険の内容（参考）

地震保険とは？

地震保険とは、火災保険で対象外となる、地震・噴火・津波による損害（火災・損壊・埋没・流失）に対する保険です。
地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険とセットで契約する仕組みとなっています。

建物・家財と対象が分かれており、必要であれば両方に加入する必要があります。

画像：朝日火災海上保険株式会社のパンフレット

保険料の算出

主に３つの項目で算出されます。
①保険金額
②建物の構造（耐火・非耐火など）
③所在地の都道府県

保険期間は1年および2年～5年（長期割引あり）です。

割引制度は4種類あります。
「建築年割引」「耐震等級割引」「免震建築物割引」「耐震診断割引」

財務省のサイトに、地震保険の概要と保険料が掲載されています。
きちんと計算したい場合は、保険の無料相談にいって計算してもらうのが確実です。

地震保険制度の概要（財務省）
https://www.mof.go.jp/financial_system/earthquake_insurance/jisin.htm

火災保険とは違うの？

地震保険は、火災保険のオプションとして加入します。
地震保険は単独では加入できません。

火災保険は、地震・噴火・津波による損害は対象外となっているので、それを補うために地震保険に加入する必要があります。

どこの保険会社がおすすめ？安いの？

地震保険は、保険会社によっての保険料・保障内容の違いはありません。
国が金額を決めているためです。

火災保険は保険会社によって保険料・保障内容に差がありますので、ご自身に一番合った火災保険に加入し、そのオプションで地震保険に加入すればいいでしょう。

地震保険に加入できない火災保険もありますので、事前に確認してください。

火災保険は、ほけんの窓口などの保険ショップでは相談可能です。
→　おすすめの保険ショップランキング

家財は入った方がいい？

保険相談でFPに言われましたし、個人的にも思いますが、入った方がいいです。

私自身、高い家具や家電は購入していないので家財は対象にしなくてもいいかと思っていましたが、万が一のときに洋服一式×数日分を揃えるだけでも数万円必要となります。
家族でしたら人数分かかるでしょう。
最低限の暮らしのためだけの購入費用でも、実はかなりの金額になります。
その一時金として、家財にも加入しておく方がよいと思います。

保険金額によりますが、家財は年間10,000円程度なので、余裕があれば加入しましょう。

私と同じマンションに入居する方は、半分以上の方が家財にも加入されたそうです。

水災あり・なしはどちらがいい？

地震保険には、水災のあり・なしによる保険料の違いはありません。

火災保険は、１階以外は水災にあう可能性は低いと思いますので、水災なしでもいいかもしれません。

地震保険料控除とは？

保険料がその年の所得から控除されます。（2007年創設）

我が家の地震保険の内容（参考）

私が2017年1月に加入した地震保険の内容です。

保険料

5年　81,090円
（建物45,050円、家財36,040円）

詳細条件

地震保険金額 ： 建物5,000万円、家財4,000万円
建物の構造 ： M構造（耐火性があって保険料が安い）
所在地 ： 神奈川県
割引 ： 耐震等級割引（等級1） 10%、新築

火災保険＆地震保険の相談ができない無料保険相談もありますが、店舗を構えている保険ショップでしたらほぼ対応してもらえます。

丁寧に説明してくれますので、気になる方は一度保険ショップを訪問されると良いと思います。

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